貿易事務の仕事に欲しい資格とスキル

未経験の歓迎

貿易事務の仕事は、貿易に関する知識や、それに関する資格、一般事務と同様のスキルなど、多くのスキルや資格を有している事が必要とされている事もあり、未経験では採用されないのではないかという不安が生まれてくるかもしれません。しかし、貿易事務において、未経験の人でも歓迎される場合があるという事です。

 

貿易事務において、必ず必要とされる最低限のスキルは、エクセルを使いこなせる事と、英語力です。必ずしも、目に見える形、つまり、英検1級やTOIEC600点以上であるという数値を見せる必要はないということです。これらの数値はあくまでも判断の目安になるものであり、面接時にそれに相当する能力を見せれば、数値は必要ありません。また、仕事内容から、一般事務同様、特別変化を伴ったものではありません。一度仕事内容を覚えてしまえば、後は順応していくだけとなっています。こうした点から、貿易事務でも、未経験者の受け入れをしている企業が多く存在しています。

 

しかし、やはり仕事内容は難しいものとなっており、即戦力を必要とする企業においては、経験者や、スキルや資格を多く持った貿易知識に長けている人材を求めていますから、未経験者歓迎の割合は、全体の約3割に留まっているのも現状です。

 

こういった事から、貿易事務は、貿易に関する知識を多く持っている人材や、OA機器や英語力に優れている人材においては、未経験でも採用され易く、更に、近年のグローバル化傾向から、しばらくは、求人情報も絶えることなく扱われると考えられます。